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執筆者の写真もふもふ ペット・サービス

続:アニマル・ウェルフェアって、なあに?

続きです。

【Animal Walfere】=【動物福祉】の指針である

【5freedom】=【5つの自由】ですが

  • 飢えと渇きからの自由

  • 肉体的苦痛と不快からの自由

  • 外傷や疾病からの自由

  • 恐怖や不安からの自由

  • 正常な行動を表現する自由

この最後の項目、【正常な行動を表現する自由】とは、

一体どういうことなのか?


動物は、その動物種本来の生態や習性というものがあります。

その本来的に持っている行動を、日常的にすることが出来る!という意味です。


つまり、私たち人間が飼養動物に対して、それぞれの動物にとって、その動物がもつ自然な行動をすることの出来る環境が整えてあげる義務があるという事です。


具体的には、個々の動物によってさまざまに変わってきますが


まず、自然に振舞えるだけの生活空間の広さを与えているかどうか!?

群れで生活する習性の動物、単独で生活する習性の動物、個々さまざまです。

その習性に合わせた飼育をしているかどうか!?

もともとの習性にある行動、鳥の砂浴びや、水浴び、犬の徘徊(散歩)、適度な運動などを出来るのかどうか!?

つまり、動物が本来的な自然的な状態に近づけることを意識するものです。


さて、家畜を飼っているわけでもない、わたしたち一般の飼い主にとって、

この【5freedom】=【5つの自由】はどういう意味を持ってくるのでしょうか?

はたして、「私たちには、関係ないわ~」と、考えてしまってよいのでしょうか?


飢えや渇き、恐怖や肉体的苦痛、病気や疾病などに対して、

もちろんきちんと対処しているもの。「そんなの当り前じゃない!」


そうなんです。しかし、【正常な行動を表現する自由】に関しては、

全ての一般の飼い主さんにも、少しだけ動物の立場に立って考えてみる必要があると思います。


犬であれ猫であれハムスターであれ文鳥であれ、その子の本来的に持つ生態に出来るだけ沿った生活環境、生活リズム、生活スタイルに、我が家ではちゃんとしてあげられているのかな?ちょっと考えてみてください。


人間社会は人工に囲まれています。私たち人間は、いまや昼も夜も、文明によって活動できるようになっています。動物たちは、ある程度そんな不自然な人間の生活スタイルに合わせてくれているのです。


その動物にとって、心地の良い環境というものは、その動物にとって、本来的な自然な振る舞いが出来る環境という事になるのではないかな…と私は思います。

ひいては、それが、きっと動物の健康を守ってくれることにも、繋がるのではないかな…なんてことも考えたりします。(ストレス・レベルが低い)


余談:そう多くはありませんが、ペットショップで『この子は超小型犬なので、お散歩は必要ありません』などと言われたという飼い主さんが、たまにいらっしゃいます。


犬にとって、お散歩は至福の時間です。

【探索】という大切な時間です。

多くの面で、お散歩は犬の健康に寄与することは、たぶん間違いないです。


出来れば、お散歩には、是非、行ってあげて欲しいと思います。


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