猫に芸を教えるには・・・まず猫には、猫の数だけ性格があると思ってください。
そう、愛猫家のあなたなら、きっともう理解していますね!
猫は、それぞれその子その子の性格が本当に違います。もちろん、似ているタイプの子というのはありますが、一匹一匹ほんとうにタイプが異なるのです。たとえ兄弟でも、全然タイプが違うというのは、よく聞く話ですよね!
その中で、芸をするのに向いているタイプの子と、まったく向いていないタイプの子がいます。
向いていない子に、やらせようとするのは拷問です。やめましょう。
向いている子は、人間とコミュニケーションを取ったり、人間の言いたいことを理解すること、反応を返すこと、そういった一連の作業を【楽しい】と感じるタイプの子です。
そういった子には、どんどんトレーニングをしてあげると、それは、もうゲームですから、楽しく時間を過ごしてくれるはずです。本人にとってストレスにはなりません。
(たとえば、動物のトレーニングというと、調教だとか服従などといったイメージをお持ちの方がいらっしゃいますが、実際は全然違うんですよーという事をお約束できます)
そういった子には、クリッカー・トレーニングといって、パチンと音のなる道具を使って様々なことを教えていくことができます。
クリッカーは、いつでも、だれでも、どこでも、同じ音が出る合図として、猫にこちらの意図【それで、正解だよ!】という意思を伝えるために使っていきます。
クリッカー・トレーニングは、さまざまな動物たちに人間の意図を伝える道具として活用されています。パンダや、イルカなども、この原理を応用して、トレーニングを重ねているそうです。
クリッカーは、コツをつかんでしまえば、誰でも使うことの出来る道具です。
もちろん、猫だけではなく、犬にも有効です。
皆さんも、クリッカーを一度つかってみませんか?
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