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倫理基準

私たちは、チョークチェーン・プロングカラー・ショックカラー等の犬具を、一切使用しないトレーニング方法を提供しています。LIMA(Least Intrusive Minimally Aversive)の倫理基準に従い、良いアニマル・ケアと良いトレーニングの実現のために、

動物・飼養者・ケア提供者・トレーナーとの間にフェアで安全な関係が必要だと考えています。

以下、LIMAの倫理基準より一部抜粋

LIMAとは、「Least Intrusive Minimally Aversive」の頭文字をとったものである。LIMAとは、トレーニングまたは行動変容の目的を達成するために、成功する可能性が高い人道的かつ効果的な一連の戦略のうち、最も侵入的でなく、最小限の回避的な戦術、最小限の嫌悪刺激の介入を選ぶトレーナーや行動コンサルタントのことです。またLIMAを遵守するためには、トレーナーまたは行動コンサルタントが適切な教育を受け、かつ熟練していなければならない。

LIMAは、他の効果的な介入や戦略の代わりに罰を用いることを正当化するものではない。ほとんどの場合、動物の環境、身体的な健康、そして代替行動の差別強化、脱感作、反条件付けなどのオペラント及び古典的な加入に焦点を当てることで、望ましい行動の変化を得ることができる。
 

私たちは、不適切、非人道的な罰の使用や、過度に制限的な管理や監禁戦略による虐待や潜在的な反響を防ぐことを目指している。
 

LIMAのガイドラインでは、トレーナーやコンサルタントは常に学習者に可能な限りのコントロールと選択を提供することを求めている。トレーナーやコンサルタントは、どのような種であっても、常に「動物に何をしてほしいのか」と問う事を意識し、敬意を持って扱わなければならない。
 

トレーニング及び行動修正を決定する際、トレーナーやコンサルタントは、「行動変容のヒューマニーヒエラルキー  人道的かつ効果的な実践のための手順」を理解し、それに従う必要がある。

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基本指針

Five Freedoms(5つの自由)

・飢えと渇きからの自由(Freedom from hunger and thirst)
・不快からの自由(Freedom from discomfort)
・痛み、外傷や病気からの自由(Freedom from pain, injury, or disease)
・本来の行動を表現する自由(Freedom to express normal behavior)
・恐怖や苦悩からの自由(Freedom from fear or distress)

Mellor, 2016; Mellor, Hunt, & Gusset, 2015

Five Domains(5つの領域)

good Nutrition
良好な栄養

comfortable Physical Environment
快適な環境

good Health & fitness
良好な健康とフィットネス

engaging Behavioral Interactions
積極的な行動(探索・交流・遊びなど)

positive Mental state
良い精神状態

 5つの領域モデルは、身体的および精神的評価を網羅します。

動物にとって生きる価値のある生の実現を目指すものです。

私たちは動物たちが心身ともに安全・快適な生活を送ることが出来るように、

飼養者・ケア提供者・トレーナーが、可能な限り手伝うべきであると考えています。

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